このソファめっちゃいい!と気に入ってルンルン気分で買ってきたものの、いざ届いて唖然…めっちゃデカっ!なんて経験ありませんか。そう、スケール感覚は「相対的」なんです。当たり前ですが、家具屋さんは部屋より大きい空間で家具展示をしているわけで、部屋の中に置くと「家具が思ったより大きい」「部屋が思ったより狭い」という印象を受けるのです。部屋の内見の時は家具が何もない状態なので広く感じますよね。LDKが12畳もある!と言って安易に大きいソファやテーブルを購入するのは控えた方が良いでしょう。

人気があり、イメージしやすい2LDKの間取りで考えてみましょう。一般的に賃貸の2LDKは部屋全体で50㎡~60㎡が多く、12畳前後のLDK、6畳前後の洋室が2部屋+水廻りという間取りが主流です。家族構成は2人~4人が多いのではないでしょうか。そうなると4人掛けのダイニングテーブル、2人~3人掛けのソファが欲しくなります。

ここで注意したいのが「LDKで12畳」なのか「LDで12畳」なのかという問題です。どういうことかというと、ポイントは対面キッチンかどうか。LDKとはリビングダイニングキッチンを意味しますよね。という事は12畳というの中にキッチン部分も含まれるケースがあるわけです。そうなると実はキッチン部分だけで3~4畳ロスしていることになります。差引するとリビングダイニングは8畳~9畳。ここに4人掛けのダイニングテーブルとソファを置くとなるとなかなか厳しい…。

 

個人的には余裕のないスペースに無理やり対面キッチンを作るものではないと思っているのですが、子育て層に根強い人気の対面キッチンがデフォルトになっている間取りは相変わらず多く、その表記の仕方もさまざま。

大事なのでもう一度言います。

「LDKで12畳」なのか「LDで12畳なのか」

12畳にこだわるつもりはありませんが、対面キッチンの場合、事実上キッチン部分は部屋の大きさに入れるべきではないので注意が必要です。対面キッチンを含むLDKで12畳なら無理にダイニングテーブルとソファを別個に置くのではなく、兼用できるソファテーブルなどの検討が必要です。

LDのみで12畳あるならソファとテーブルを別個に十分置くことができますね。

部屋の間取りはケースバイケースなので、不動産屋に聞いてみるか、新築やリフォームの場合はハウスメーカーや工務店に相談するのもいいでしょう。部屋との雰囲気との相性もあるので家具屋に間取り図(図面)を持参し相談してみるのもアリですね。

いずれにしても常に図面と接している人はスケール感覚が身に付いています。担当者のスキルや経験値にも左右されますが、実際部屋に足を運ばなくても図面のみで判断ができますので、心配な時はその道の専門家にアドバイスしてもらいましょう。