リフォームやリノベーションで金額が大きくなった時に利用したいローン。現金払いができる方でも大きな金額をキャッシュアウトするのは覚悟がいりますよね。世の中で一番金利が低いローンが住宅ローンと言えます。低金利時代背景に加えて土地と建物を担保にすることで低金利が実現します。無担保の住宅ローンもありますが、どうしても担保型の住宅ローンより金利は高め…。「ちょっと待って。リフォームなのに住宅ローン?」と思われがちですが、リフォームにも住宅ローンは使えます。住宅ローンを利用できれば市10年間の住宅ローン控除できるので実質金利は商品によっては限りになく近くすることもできますよね。※2019.07時点

さて、リフォームやリノベーションで住宅ローンを利用する時は誰に相談すればいいのでしょうか。というのも新築であればハウスメーカーやビルダーの営業担当マンがしっかりと教えてくれますが、リフォームで住宅ローンを利用する方はまだまだ少数。でも近年のリノベーションブームで新築並みの価格帯や中古住宅取得に伴ってのリノベーションも増えつつあります。単純に住宅ローンだけの相談であれば銀行がベストですが、どういった内容になるのか、そのくらいの資金が必要なのかはリフォーム業者に相談しないと見えてきません。当然銀行からも資金計画書や見積書の提示が求められるでしょう。

そんな中一番困るのは誰に全体的なことを相談すればいいのか?という問題です。ワンストップリフォーム企業なら別ですが、リフォームローンといえばクレジット会社の無担保ローンが一般的なので、銀行や司法書士とのやり取りな不慣れな担当者が多かったり、中古住宅取得が伴うと不動産業者、リフォーム業者、銀行、司法書士などの間をご自身が取り持つことが必要になるため結構な労力が掛かってしまうのです。

 

今回は一番複雑になりがちな中古住宅取得に伴うリノベーションを例にポイントとタイミングを見ていきましょう。不動産屋が建築部門を持っている、あるいは不動産部を持っているリフォーム業者ならワンストップで相談できますが、別々の場合は結構大変です。なぜかというと不動産業のスピード感とリフォーム業のスピード感が違うからです。不動産業は買い手が見つかれば早く売却したい。一方リフォームの流れとしては物件の建物診断をして施主から希望を聞いて、プランニングして、見積もりして云々…と順序があります。つまり、「商品が現物なのかどうか」で契約のタイミングが変わる訳ですね。不動産業者のタイミングに合わせてリフォーム業者に見積もりをお願いすると「そんなに簡単に出せません」となるでしょうし、逆にリフォーム業者の見積のタイミングに合わせて不動産業者に待ってもらおうとすると「他の方に売れてしまいますよ」となります。


あ~もうどうしたらいいの…

 

不動産業者かリフォーム業者に資金計画表を作ってもらうのが一番ですが、双方一長一短があります。

不動産業者はもともと住宅ローンの扱いに慣れていますからすぐ作ってくれます。ただ、リフォーム価格を正確に押さえられるかは別。「大体このくらいじゃないですか?」って作ってくれたのはいいけど、リフォーム業者からいざ見積取ってみたら予算オーバー…なんてこともしばしば。「なんとかこの金額の中で希望通りになりませんかね?」とリフォーム業者にお願いしたら煙たがられてしまうかも…

一方リフォーム業者は資金計画表の作成に不慣れなところが比較的多いと言えるでしょう。住宅ローンを利用するほどのリフォームなんて全体の一握りですから…。普段は金融商品の知識が必要ないんです。一般的に数百万円のリフォームに住宅ローンは使わないですからね…

 

ではどうするか。どちらかと言うと後者のリフォーム業者に依頼するのが良いでしょう。今はリノベーションの認知も進んできてファイナンシャルスキルを身に付けた担当者も増えてきました。不動産価格は決まっていますのでそこにリフォーム費用や想定される冷暖房機器、家具、家電などの価格を入れてもらい、総額でいくら掛かるのかを把握してから進めていくことをお勧めします。が、買うかどうかも分からない物件のために一回一回資金計画書を作ってくれる心優しい業者はそれほど多くないのも事実。基本リフォーム業者は工事を請け負ってなんぼの世界ですから相談業務にそれほどの時間を割くことは難しいと言えます。

結論としては自分でそれぞれの業者相手に対応し進めていくか、住宅業界に精通し、尚且つ全体的なコーディネートができる人にコンサルタントとしてお願いするか、どちらかが現実的です。後者の取り組みをしている所は限られていますが、例えばリフォーム会社に勤務している知人やハウスメーカーに勤務している方に正当なコンサルタント料を支払うことで相談業務をメインに請け負ってくれる可能性はあります。

 

とかく筆者も10年間住宅業に身を置き、某中堅リフォーム企業の支店長を務めた経緯もあり、現在進行形でリフォーム業を続けていますので、図面や希望などご相談いただければお手伝いできるかと思います。コンサル料金ページは制作中ですが、ご相談のある方はこちらからお問い合わせください。