アパートやマンション、ご自宅で温水洗浄便座が欲しい!けど、業者に依頼すると結構掛かるよね…と、思っている方は少なくないのではないでしょうか。

☑便座が冷たい…どうせなら温水洗浄便座したい。
☑暖房便座は付いているけど温水洗浄便座に変えたい。
☑業者に頼まず自分で取り付けてみたい。

そんなあなたに朗報です。

①温水洗浄便座本体
②プラスドライバー
③マイナスドライバー
④スパナ※大抵シャワートイレ本体に付属してあります
⑤バケツ

たった5つあれば自分で温水洗浄便座に変更できてしまいます。しかも所要時間は1時間程度。この手軽さなら自分でやってみてもいいですよね。

では早速…と、その前に下記の場合は要注意です。

☑トイレ内にコンセントがない
温水洗浄便座は電化製品です。既に暖房便座をお使いの方はあるかと思いますが、便座のみの場合はコンセントがない場合が多いので注意が必要です。電気屋さんにコンセントを取り付けてもらうことになるのですが、賃貸の場合はそう簡単にはいかなそうですね…。不動産管理会社か大家さんに相談となります。

☑一体型トイレ、タンクレストイレなど
むしろこの場合は温水洗浄便座が付いていないという事があまりないような…。故障した場合はメーカーメンテナンスか、トイレごと交換になります。

☑海外製などの特殊なトイレ
ご存知の通り海外には温水洗浄便座文化がありません。ゆえに温水洗浄便座を取り付けられるような造りになっていないので、専門業者でも苦労するほど。トイレごとの交換をおすすめします。※硬水の国はそもそも温水洗浄便座にすると詰まってしまうので開発されないわけですね。だから日本のメーカーも進出できないわけで…

 

さて、本題です。今回は古民家のトイレに温水洗浄便座設置してみました。

まずは購入した物です。
TOTOウォシュレット

余談ですが「ウォシュレット」はTOTOの商品名です。正式名称ではありませんので覚えておきましょう。正式名称は先ほどから目にしている「温水洗浄便座」です。
今回は某ホームセンターから購入。24,800円でした。ネット並みの安さです。※2019.7現在

中身を開けるとこんな感じ
・温水洗浄便座本体
・給水管
・取付ベースプレート
・スパナ
・取扱(施工)説明書

 

で、こちらが対象のトイレ

もともとTOTO製だったのでTOTO製の温水洗浄便座を選びました。他のメーカーでも良いのですが、便器の形状や大きさ、取付位置が異なる場合があるのでなるべく同メーカーの方がスムーズです。また、写真の左奥に見える壁から出ているのが給水管。これも形状により別部品が必要になるので購入する前に確認しておきましょう。

あっ…同時に壁の塗装もしたのでマスカーという養生材を貼っていますが、温水洗浄便座だけなら必要ありません。

まずは既存便座を取り外しましょう。

既存トイレにもよりますが、この便座は脇に脱着用ボタンが付いています。ポチっと押しながら手前に引くと

このように簡単にズレます。
脱落防止のワイヤーが二か所付いているので取り外します。
※あまり綺麗な状態ではないので気分を悪くしたらごめんなさい

丁寧に外すと

取れました。
次に既存ベースプレートを外します。これもメーカーや機種によってもさまざまで、専用の締め付け工具があると便利なタイプもあります。こちらはプラスドライバーだけで外れました。

一つずつ外すと

取れました。ベースプレートは基本便座を交換しない限り取り外さないので汚れが溜まっています。この機会に綺麗に掃除しましょう。さすが陶器。長年固着していても簡単に汚れが落ちます。

 

次に給水管の取り外しです。

これが給水管。寒冷地なので凍結防止ヒーターが巻かれています。トイレ背面から給水管が出ていると簡単にマイナスドライバーで止水できるのですが、こちらは真横なのでタンクとの間がとにかく狭い…。なので今回は小さいスパナの横部分を利用して止水しました。止水は時計回りです。

んー分かりにくいですね…。手が伸びている部分が止水栓で、マイナスドライバーが入るようになっています。本当は柄の短いマイナスドライバーで行うのが正解です。より安全に作業するには敷地内にある元栓を閉めましょう。

次にタンクののフタを取り外します。

手洗い付きの場合は写真のように手洗い用にホースが伸びていますのでこちらも取り外しフタを完全に外します。

次に給水管を取り外します。

付属のスパナを使って反時計回りに回すだけ。この時、止水されていますが、給水管の中に水が残っているので下に水が垂れます。なのでバケツや洗面器を用意しておくと床が水浸し…なんてこともありません。その前にしっかり止水されているか一度流してみるといいですね。普通に水がタンクに溜まるようなら止水されていないのでもう一度止水を確認してみましょう。

タンク側も同様に


ここまでで取り外しは完了です。いよいよ新しい便座の取付に掛かりましょう。まずは新しい便座のベースプレート設置。TOTOの場合は大形サイズと普通サイズの位置が指定されています。古い機種ほど大形サイズの傾向が多いですね。こちらも大形でした。


仮止めします。※トイレットペーパーが見苦しくてすみません…。取付穴の掃除をしただけでして…止水しているため流せなかったんです。ご了承を。


ちなみに大形サイズか普通サイズか判断するのは先ほどのビス位置から便器の手前側までのサイズで、大形が47cm前後、普通が44cm前後との事。

 

新しい便座を仮固定し、合っているか確認します。

バッチリです。

 

本締めをしてベースプレートの位置決め用型紙を外し、セットすれば

設置完了!と、ここで浮かれてはいけません。

新しい給水管の取付です。先ほどと違うのはタンクへの給水(くるくるなっているヤツ)に加えて温水洗浄便座への給水が必要になります。分岐用の金具は温水洗浄便座に付いていますので順番に取り付けていきます。上がタンク用、真横に伸びているのが温水洗浄便座用。


時計回りに本締めします。

これで最初にご紹介した止水栓を反時計回りに開栓し水漏れがなければOKです。

最後にコンセントとアースを取付します。

水廻り&直接肌が触れる製品ですのでしっかりアースは繋げましょう。

以上で完成!

なんか温水洗浄便座が付いただけでトイレが新しくなったようでルンルンしますね。ちなみにタンクへの給水管は本来適切な長さのものを利用するのがベスト。今回は付属品で接続したので曲がっていますが、後から適切な長さの給水管へ取り替え予定です。

 

って、文章と写真で見るとやたら工程が多いように感じますが、
①既存便座取り外し
②既存ベースプレート取り外し
③止水(時計回り)
④既存給水管取り外し(反時計回り)
⑤新規ベースプレート設置
⑥新規便座設置
⑦新規給水管設置(時計回り)
⑧開栓(反時計回り)
⑨コンセント(アース)差し込み

の9工程です。あっ…載せるの忘れましたが、タンクのフタを戻して凍結防止ヒーター巻くのも入ると11工程ですね。いずれにしても難しくありませんので是非トライしてみてください!ケースバイケースもありますが、説明書やWEBで検索すればたくさん事例もありますので参考にしながら進めていきましょう。