クラフトクラスができるまで
弊社ビジネスサポートサポートで立ち上げた住宅ブランド
現代表のご祖父様から続く工務店「有限会社スズタカ」。
代表は高校から建築科、職業訓練校を経て大工として当該工務店に入社し、15年大工を続けてきた根っからのクラフトマン。
そんな彼の転機は2018年。
代表取締役に就任したのです。
準備期間もなく経営者へ
それまで「現場一筋」だった彼が、準備期間もなく「経営」に携わることになりました。初年度は以前から受注を受けていた案件があり、スムーズに動き出しましたが、現場や経営など1から10までほぼ彼一人でやっていた1年目は、それは想像を絶する一年であったと聞きます。
それから友人や知人からの依頼を受けるも、一人でやり続ける事への不安や限界を感じていたころ、弊社にてジョイントさせていただきました。
実は彼と代表の小関は同級生。
高校まで一緒でしたが、彼は職人の道へ、私は設計やデザインの道へ進み、社会へ出てからは10年ほど別々でしたが、私が当時所属していた住宅会社の協力業者として声を掛けたのがきっかけでもありました。
声を掛けた時はクラフトマン
仕事熱心な彼の姿勢や、仕事に対する考えなどを聞いているうちに、「住宅会社の一社員ではなく、チームとしていつか仕事できればな」なんて思っていたのかもしれません。
数か月後には代表へと就任しており、個人的な相談も受けている頃、私も住宅会社を卒業し、正式にジョイントするようになった経緯があります。
小関と大学同期の建築家もジョイントし、3人でユニットを立ち上げました。
それが「クラフトクラス」
ネーミングに5時間悶絶したのは良い思い出です。
それぞれ約10年間建築一筋でやってきた者同士が顧客と住宅と真摯に向き合い、一棟一棟クラフトマンの手で丁寧に造り上げていくことを第一義に、これからも「暮らす」を楽しむ家づくりをしています。
先代から受け継いだ大切な工務店は母体としてそのままに。時代に合わせた柔軟な発想で走り続けます。